富士フイルムが誇るインスタントカメラシリーズ「チェキ」に、新たなスクエアフォーマット対応モデル INSTAX SQUARE SQ40が登場しました。
インスタントカメラの魅力は、シャッターを切った瞬間に写真がプリントされるワクワク感と、デジタルでは味わえないアナログの温もりにあります。
そんなチェキの進化形として登場したSQ40は、レトロな雰囲気をまといながら、現代のライフスタイルにマッチする新しい使い方を提案してくれます。
「また新しいチェキ?」と思う方もいるかもしれませんが、SQ40は単なる新作ではありません。
スクエアフォーマットの写真をより魅力的に活かせるよう設計された、特別なモデルなのです。今回は、SQ40のデザインや機能、実際に使用した感想を交えながら、その魅力を深掘りしていきます。
INSTAX SQUARE SQ40の特徴
INSTAX SQUARE SQ40の特徴をご紹介します。
ヴィンテージ感溢れるレザー調デザイン
SQ40はレザー調のクラシックなデザインを採用しており、ブラックとシルバーの組み合わせがフィルムカメラのような高級感を演出しています。
手に持ったときのフィット感がよく、適度なグリップ感もあるため扱いやすさも抜群です。
このデザイン性の高さは、持ち歩く際にも大きなメリットに。カバンから取り出した瞬間に「それ何?」と聞かれることもしばしば。
カメラそのものが会話のきっかけになる、そんなアイテムです。
ましかくフォーマットのフィルムで構図の自由度がアップ
従来のチェキminiシリーズが縦長の86mm×54mmのフォーマットだったのに対し、SQ40は62mm×62mmの正方形フォーマットを採用。
このましかく写真の魅力は、余白を活かした構図の自由度にあります。
特にカフェやテーブルフォトでは、被写体をバランスよく配置しやすく、SNSの1:1フォーマットとも相性抜群。デジタルカメラでは得られない独特の雰囲気を簡単に演出できます。
オート露光機能で失敗しない写真撮影
SQ40はオート露光調整機能を搭載しており、周囲の明るさに応じてシャッタースピードやフラッシュ光量を自動で調整。
これにより、室内でも明るく、適切な露出の写真が撮影できます。
従来のチェキでは暗所での撮影が難しく、光量不足で写真が真っ暗になりがちでしたが、SQ40ではこの問題が大幅に改善されています。
セルフィーモードで自撮りも楽々
レンズリングを2回回すだけでセルフィーモードに切り替え可能です。
さらに、レンズ横のミラーを活用することで、フレーミングを確認しながら撮影できるのも便利です。
通常モードではピントが0.5m以上離れた被写体に合う設計ですが、セルフィーモードにすることで0.3m~0.5mの距離でもピントが合う仕様になっています。
これにより、近距離撮影がより簡単になりました。
使用感に関するレビュー
それでは、使用感に関するレビューを見ていきましょう。
家族のワンシーンを切り取る楽しさ
スマホで何気なく撮る日常の写真も、SQ40を使うことで特別な一枚になります。
例えば、子どもが食べているシーンや、お菓子をつかむ小さな手元を切り取ると、時間が止まったかのような温かみのある写真が生まれます。
INSTAX SQUARE SQ40は本当に何気ない一枚を撮影するのに向いている一台です。
日ごろから肩から下げて、事あるごとに撮影する癖をつけてあげると良いですよ。
そうすると、日常の何気ない一枚が、後々、忘れられない思い出になりますし、こんなことあったっけ?というような出来事も生まれるかもしれません。
家族で撮る場合、撮影者が偏ってしまう可能性があるので、まずはご両親のうちのいずれかが撮影し、曜日ごとに交代して全員が写真に写るようにしてあげると、被写体になる人が偏らなくて良いですよ。
夕暮れ時の風景撮影
SQ40のスクエアフォーマットは、風景写真との相性も抜群。
夕日が川面に映る瞬間や、街灯が灯る直前のマジックアワーの景色を撮影すると、ノスタルジックな雰囲気の写真が出来上がります。
まるで、映画のワンシーンのような一枚に酔いしれることもできそうですね。
もし、一眼レフで撮影すると、パリッとしたその場を切り取ったような写真になり味わいが減っていしまう感じがしてしまうのは私だけでしょうか。
INSTAX SQUARE SQ40だと、INSTAX SQUARE SQ40ならではの味わいが生まれるところが、最近、チェキが流行りだした理由の一つだと思っています。
家族でセルフィー撮影
「はい、チーズ!」家族でセルフィー撮影するのも楽しそうですよね。
レンズ横のミラーのおかげで構図を確認しながら撮れるので、意外と簡単。
少しズレた写真も、それが味となり、デジタルにはない特別な思い出として残ります。
INSTAX SQUARE SQ40の口コミ・評判をレビュー
それでは、INSTAX SQUARE SQ40の口コミ・評判を見ていきましょう。
デザインがとてもおしゃれで、首からかけていてもファッションの一部に見えるのが魅力的です。正方形の写真は見やすく、撮影した写真もキレイで満足しています。
ただし、いくつか注意点があります。レンズとファインダーがずれているため、最初は撮影に少しコツが必要です。また、専用フィルムは一般的なチェキのフィルムと異なり、写真屋さんでは取り扱いがない場合があり、入手に手間がかかることも。さらに、フィルムの価格がやや高めなので、たくさん撮る場合はコストを考える必要があります。
それでも、写真を特別な形で残したい方にはぴったりな商品。デザイン性と写真の楽しさを求める方におすすめです!
引用元:Amazon”INSTAX SQUARE SQ40”レビューより
INSTAX SQUARE SQ40は今時のデザインをしているので、ファッションとしても取り込める点が良いですよね。
この点は、メーカー側のデザイナーさんもかなり苦心したのではないでしょうか。
そのおかげで、あえて首から下げるという選択肢が増えました。
一般的な一眼レフやミラーレス一眼のような、ザ・カメラという形状だと、どこかオタク感が出てしまうという印象があります。
一眼レフはカッコ良いんですけどね。
ただ、撮影したい対象ごとに使うべきカメラは買えて良いと思うので、INSTAX SQUARE SQ40のようなおしゃれなカメラ、チェキを使ってみるのも面白いでしょう。
外観の色もフォルムもお気に入り。
チェキがあればお友達にもすぐ写真をプレゼント出来るし、操作も難しい事は無く誰でも使いこなせます。 明るさ等は少しコツがいるけど、そのままの撮影でも味があって良いです
引用元:Amazon”INSTAX SQUARE SQ40”レビューより
INSTAX SQUARE SQ40の写真は初回10枚しか入っていません。
そのため、直ぐ使い切ってしまいます。
なので、予備のフィルムを多めに持っておくことになるので、その点は若干の不便さを感じさせます。
ファッションと不便さとが釣り合ってしまうようなイメージでしょうか。
ですが、チェキなら、その場で直ぐに現像されるので、上記レビュアーさんのように、その場で撮影してすぐに友達にあげたり、何かのイベント会場で、その場で撮影してプレゼントしてあげるなんて使い方も可能です。
昔のチェキとは違い、色合いも形もスタイリッシュでいいです。セットのフィルム10枚があっという間に無くなる寂しさありw
フィルムの味わいを求めこちらを購入しましたが、次買うときは撮影写真を選択できるものにしようと思います
引用元:Amazon”INSTAX SQUARE SQ40”レビューより
INSTAX SQUARE SQ40のデザイン性の良さはすごく高く評価されています。
INSTAX SQUARE SQ40のメリット・デメリット
INSTAX SQUARE SQ40のメリット・デメリットをまとめました。
INSTAX SQUARE SQ40のデメリット
×レンズとファインダーのズレに慣れが必要
×本体がやや大きく、持ち運びには工夫が必要
×フィルムコストがminiシリーズより高い
×フラッシュが常時発光するため、状況によっては工夫が必要
×アプリから直接プリントできない
INSTAX SQUARE SQ40のメリット
〇スクエアフォーマットで写真の表現が広がる
〇ヴィンテージ感のあるクラシックなデザイン
〇オート露光調整で室内でも綺麗に撮影可能
〇セルフィーモードで自撮りがしやすい
〇写真をその場でプリントできるアナログの楽しさ
〇新アプリでチェキのスキャンが可能に
INSTAX SQUARE SQ40の徹底レビュー:新時代のましかくチェキで広がる写真の楽しみ方まとめ
INSTAX SQUARE SQ40は、デジタル時代だからこそ価値のあるアナログ体験を提供するカメラです。
ヴィンテージなデザインとスクエアフォーマットの相乗効果で、特別な瞬間をより美しく、味わい深く残すことができます。
「スマホで撮っても見返すのを忘れてしまう…」そんな方にこそ、このチェキをおすすめしたいです。
撮るたびに1枚しか生まれない、その儚さと愛おしさこそが、SQ40の最大の魅力なんです。
大切な瞬間を「ましかく」のフレームに収めて、日常をもっと特別なものにしてみませんか?