SOUNDPEATSは、ワイヤレスイヤホン業界一筋できた老舗メーカーなんですが、昨年、まさかのヘッドホン業界へ参入をしてきて、いきなりコスパモンスターを作り出しました。
今作の、SOUNDPEATS Space Proは前作の正当後継機種となります。
安定感抜群。AACコーデックで聴くと音質の透明感はそこまでではありませんが、コスパを考えると抜群に良い音。
それでいてハイレゾ対応で、ハイレゾで一気に化けるタイプなので、ハイレゾ環境を持っている方は是非、ハイレゾで聴いてみてくださいね。
もちろん、iPhoneユーザーも楽しめるヘッドホンなので、気にせず使ってみてください。
【クーポン情報】
Amazon専用クーポンコード：KOUBEKUKO3
有効期限：2025/12/1まで
【実機】SOUNDPEATS Space Proヘッドホンを開封
まずは、SOUNDPEATS Space Proヘッドホンを開封していきましょう。
こちらが、SOUNDPEATS Space Proヘッドホンのケースです。
SOUNDPEATS Space Proヘッドホンの同梱物一式がこちらです。
ソフトケースが付属してくれたのはありがたいと感じました。
SOUNDPEATS Space Proヘッドホンがこちらです。
SOUNDPEATS Space Proヘッドホンは物理ボタンを採用しています。
SOUNDPEATS Space Proヘッドホンのイヤークッションはフカフカですよ。
スイーベル機構も搭載されているので頭部へのフィット感も抜群です。
SOUNDPEATS Space Proヘッドホンをレビュー♪
それでは、SOUNDPEATS Space Proヘッドホンをレビューしていきましょう。
SOUNDPEATS Space Proの通常音質
SOUNDPEATS Space Proの音質は、最近の他社の音質傾向と比較すると並程度ではあるのですが、コスパという面から見ると、価格以上の安定感のある音質をしています。
音質は万遍なく平板になっているという印象で、例えば高音が突き抜けるように良いとか、
低音がめちゃくちゃ響く、というほどではないんですが、全体感でみるとバランスの良い構成になっています。
SOUNDPEATS Space Proには40mm口径ダイナミックドライバーと10mmダイナミックドライバーを同軸上に配置する構成を取っています。
40mmが中低音域をカバーし、10mmが高音域をカバーする構成なんですね。
40mm径振動板は慎重に検討した結果、耐久性に優れたPEEK素材を採用。
さらに10mm径ドライバーにはPET素材を採用することで、二基の振動板が干渉せずシンクロするよう工夫が凝らされていて、音の歪みを抑制する構成になっています。
解像度は価格相当なところがあるのは否めませんが、音の全体構成はとても良く、長時間使っていても疲れない音質をしています。
SOUNDPEATS Space Proのハイレゾ音質
SOUNDPEATS Space Proのハイレゾ音源は当然、全体的な音質が向上します。
音感としては、頭全体に音が反響するイメージで、個人的には臨場感が増して好きなタイプの音質傾向でした。
iPhoneでは体験できない領域の、クリアな音質をアンダー一万円で表現しきっているのが素晴らしいです。
SOUNDPEATS Space Proというヘッドホンならではの質量感、透明感の音質を是非体験してみてください。
この価格帯でこのクオリティならお釣りがくるレベルです。
SOUNDPEATS Space Proは、ムービーモードという空間オーディオを搭載しています。
ムービーモードにするとボーカルの位相が少し後退して、楽曲の凹凸が少し分かるようになります。
他方で、楽曲のインパクトも少しボヤケてしまう印象を持ってしまいました。
個人的には、これなら通常モードで聴いていたいですね。
より完成度の高いムービーモードを期待してしまいます。
だって、あのSOUNDPEATSなんですもの。
SOUNDPEATS Space Proのノイキャン性能
SOUNDPEATS Space Proのノイキャン性能は結構良いです。
空調音は完全にシャットアウトしてくれますし、部屋の外で娘がギャーっと泣いているとき、もちろん妻が対応してくれているのですが、その声もかなり減殺されて聞こえます。
逆にいうと全く聞こえないレベルの超強力なノイキャンではありませんが、気にならなくなるレベルで音を減殺してくれる点においては、この価格帯ではあり得ないほどのノイキャン効果です。
個人的な感想としてはホワイトノイズも気にならないですし、ノイキャン効果はかなり高いと感じています。
SOUNDPEATS Space Proのノイキャンの減殺公称値は最大47デシベルと、ヘッドホンの中では強力な部類に入ります。
実際、使用感と公称値とで差はないと感じるほどに、騒音の減殺レベルは高いと感じました。
SOUNDPEATS Space Proの外音取込性能
次に、SOUNDPEATS Space Proの外音取込性能についてですが、マイクの集音性が高いため、空調音を少し大きめに拾ってしまうクセがあるようです。
部屋の空調を自動に設定しているのに空調音がしっかり分かってしまうほどの集音性です。
SOUNDPEATS Space Proの外音取込機能は同価格帯のヘッドホンと比較するとびっくりするくらいクリアに聞こえる点は、コスパモンスターの異名に相応しいですよ。
会話もスムーズにできますし、アンダー一万円で、ここまでクリアに聞こえるのであれば合格点以上です。
SOUNDPEATS Space Proの通話・マイク性能
SOUNDPEATS Space Proの通話、マイク性能は中の上といったところでしょうか。
悪くはないものの、なぜか集音性が若干弱いように感じました。
ただ、マイクで拾った音声はかなり自然に聞こえる形で録音されるので、通話や会議用のヘッドホンに向いていると感じます。
ポッドキャストなどの配信目的でヘッドホンを使うのであればハイエンドモデルから選びましょう。
そもそも、そういう目的なのであれば安価でも良いのでダイナミックマイクなどを用意するのがベターです。
SOUNDPEATS Space Proのバッテリーもち
SOUNDPEATS Space Proのバッテリーもちは最大151時間と脅威すら感じるレベル。
このヘッドホンのどこにそんなバッテリーを搭載する余裕があるのかと驚きました。
音楽再生数でカウントすると約1800曲以上を再生可能というのですが、しばらく充電しなくて済むので、いざ使うときに充電が切れていたなんてことにならないよう、バッテリー残量は逆に注意しておいた方が良いでしょう。
ちなみに、SOUNDPEATS Space Proには急速充電機能があり、5分の充電で4時間の急速充電が可能です。
4時間あれば1日こなせますし、耳を休めるという意味でも、4時間ごとに5分の休憩と充電タイムを挟むのが良いかなと思います。
SOUNDPEATS Space Proの装着感
SOUNDPEATS Space Proの装着感はスイーベル機構もあるため、フィット感高めです。
SOUNDPEATS Space Proにはプロテインレザーとメモリーフォーム機能があるので、柔軟性、通気性が良いのが特徴です。
それでも長時間の装着では、若干蒸れるように感じました。
頭頂部のヘッドバンド設計ではしっかりと圧力分散をしてくれる関係で装着感はかなり良い方です。
ただ、側圧が少し弱く感じたのですが、個人的な感覚かもしれません。
というのも、BOSEのヘッドホンの側圧の強さに慣れてしまっているようで、側圧が強い、イコール遮音性が高くノイキャン効果も高まるというイメージが付いています。
とはいえ、SOUNDPEATS Space Proのノイキャン効果は非常に高い物があるので、側圧を気にする必要はそこまでありません。
ずれ落ちないフィット感さえあってくれれば必要十分といったところでしょうか。
ちなみに、折りたたみ可能なので、持ち運びも便利です。
SOUNDPEATS Space Proのマルチな機能
SOUNDPEATS Space Proにもマルチな機能が搭載されています。
まず、二台同時接続のマルチポイント機能、さらに低遅延モードのゲームモード、立体音響のムービーモード、カスタムイコライザー、有線接続対応など多機能性も併せ持っています。
SOUNDPEATS Space Proの口コミ・評判をレビュー♪
SOUNDPEATS Space Proヘッドホンの口コミ、評判を見ていきましょう。
某イヤホンヘッドホンレビュー系YouTuberが5点満点付けていたので価格の安い時に買ってみました。
聞いてみての感想、素直にこの価格帯でこの音はすごい！です。ワイヤレス持ってないけどどうせメインの音楽鑑賞は有線だしバッテリーの問題でいつか使えなくなるワイヤレスにお金かけるのはちょっとなぁ、だけど音質はちゃんと音楽鑑賞に耐えうるもので手頃な価格の奴探してる、って方にはかなりお勧めです。(てかそういう前置きに抜きに音いいと思います。
ノイキャンとか外音取り込みは価格相応でおまけ程度に考えた方が良いですが密閉型なのでノイキャンそんなに効かなくても個人的には十分です。
ちなみにアプリにeqなどはないしあまりやれる事はないのでそこは目を瞑ってください笑(何もしなくても十分音いいです。余程の音質ハイファイ志向の方でない限りは大体の人にとってはいい音に感じるモノだと思うので悩んでるなら購入していただきたい。この音質て実質セール価格6000円弱は驚異だと思います。
個人的には価格面を考慮すると今年ベストバイクラスに買って良かったです。
引用元：Amazon”SOUNDPEATS Space Proヘッドホン”レビューより
こちらのレビュアーさんはイコライザーがないと書かれていますが、現在はイコライザーがあり、アプリ側で操作できます。
もしかしたら当初はなかったのかもしれません。
ちなみに、LDAC接続は、大抵アプリ側から操作してLDAC優先接続設定に切り替えなければなりませんが、SOUNDPEATS Space Proの場合は、自動でLDACに切り替わる仕様になっていました。
プライムデー時にサウンドピーツからスペースProが発売になったので、ワイヤレスイヤホンは所有してましたがヘッドフォンは持ってなかったので丁度安くなってたので買ってみました。
有線無線共にハイレゾ対応でLDADにも対応してたし、バッテリー持ちが凄く良くドライバー2つ搭載もあって低音〜高音まで鳴らしくれて迫力のある音質で良いですね。曲によっては高音強い時はこのような感じにEQをカスタマイズして聴いてます。
今後も手が出しやすい価格で高音質＆高品質に期待しております。
引用元：Amazon”SOUNDPEATS Space Proヘッドホン”レビューより
SOUNDPEATS Space Proのメリット・デメリットをレビュー♪
SOUNDPEATS Space Proヘッドホンのメリットとデメリットを確認しましょう。
SOUNDPEATS Space Proのデメリット
SOUNDPEATS Space Proヘッドホンのデメリットがこちら。
・ムービーモードの完成度：音場は広がるが、ボーカルが引き気味になり楽曲のインパクトがややボケる。
・外音取り込みのクセ：集音力が高く空調音まで拾いがち。静かな環境以外では気になる場合あり。
SOUNDPEATS Space Proのメリット
SOUNDPEATS Space Proヘッドホンのメリットがこちら。
・独自ドライバー構成：40mm＋10mmの同軸デュアル（中低域＝40mm/PEEK、高域＝10mm/PET）で歪みを抑え、長時間でも聴き疲れしにくい。
・強力なANC：最大47dB減衰のアクティブノイキャン。空調音や生活騒音をしっかり低減し、この価格帯としては高水準。
・バッテリーが桁違い：最大151時間の再生に加え、5分充電で約4時間再生の急速充電。
・装着性/機能面の充実：スイーベルでフィット良好、プロテインレザー＋メモリーフォーム。折りたたみ可。マルチポイント、低遅延（ゲーム）モード、ムービーモード、有線接続、アプリEQ対応。
【実機】SOUNDPEATS Space Proヘッドホンレビュー♪イヤホンの老舗メーカーの進化版は安定感の塊だった♪まとめ
今回は、SOUNDPEATS Space Proヘッドホンを実機レビューしました。
流石に人気の出たSOUNDPEATS Spaceの進化版とだけあって安定感抜群の音質、ノイキャン性能、外音取込機能には脱帽の一言。
同社では、イヤホンのハイエンドモデルを出していますが、是非、ヘッドホンのハイエンドモデルにも挑戦してみていただきたいと思いました。
また、ハイレゾ再生の環境のある方は是非、ハイレゾで聴いてみてください。
AACコーデックでは聴けなかった音を拾ってくれて、音楽の楽しさの幅がより広がりますよ。
【クーポン情報】
Amazon専用クーポンコード：KOUBEKUKO3
有効期限：2025/12/1まで