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【実機】HAYLOU Mori Proレビュー♪アンダー5,000円で買えるノイキャン対応でベストバイな一台♪

コスパ型のイヤホンメーカーは沢山ありますが、音質とノイキャン精度を維持したまま、コスパも維持しているメーカーというのはあまり多くありません。

今回ご紹介する、HAYLOUは、そんな反比例するイヤホンを低価格で販売しているメーカーで、実機をご提供いただいて聴きましたが、お世辞抜きにベストバイと言えるイヤホンです。

海外での評価が高いのですが、日本ではまだ知られていないメーカーという意味で、とても面白いメーカーです。

目次

HAYLOU Mori Proをレビュー

HAYLOU Mori Proの通常音質

Mori Proの販売価格は定価で5,000円前後で、本記事執筆時点では、Amazonセール開催中のためアンダー5,000円で販売されていました。

さらに、1,000円オフクーポンも利用可能でした。

つまり、セール時の実売価格は3,989円。

正直、そこまで期待せずに聴いたというのが本音です。

ただ、メーカーの担当者さんからはユーザーから高評価を受けているから是非使ってみてくださいと言われていたので、どの程度のものか少し期待していました。

聴いてみた結果、恐らく新興メーカーの中では音質とコスパを両立した圧倒的なコスパメーカーと言えるんじゃないでしょうか。

音質は低音が少し強く感じましたが、全体的にバランスがよく聴き疲れしないタイプ、かつ全体の音構成のバランスも良く、使い勝手の良いイヤホンに仕上がっているんです。

粒立ち、粒度という観点から見るとiPhoneで聴いている限り、価格以上の粒度を確保していて、正直実売価格5,000円以上でも売れるだろうなという仕上がりでした。

Mori Proには、高感度10mmドライバーが搭載されています。

凄くシンプルなドライバー構成で、恐らくダイナミックドライバーが搭載されているものと思われます。

それでも、低域がそこそこしっかり出ている点も評価すべきポイントですが、それだけではなく、高音域もしっかり出ていて疎かにしていないんですね。

YOASOBIを聴いていてもボーカルの高音が伸びますし、逆に耳に突き刺さってくるような聴き疲れの元となるような音質傾向でもありません。

本当にバランス良くチューニングされている高コスパイヤホンなんです。

HAYLOU Mori Proのハイレゾ音質

Mori Proはこの価格帯でLDACにも対応しています。

今回は、Android端末で接続を試してみました。

ハイレゾにすると音のクオリティが一段上がって、透明度が増したように感じられます。

特に、低音の特徴はそのままに、高音の伸びやかさがさらに良くなり、YOASOBIのボーカルの声が生き生きとしてくるのが良く伝わってきました。

音の解像度もやはりハイレゾらしくしっかり上がっていて、これで実売5,000円前後というのはちょっと驚きました。

まだこんなにも優れたメーカーがあったのかと。

恐らく、今後、より良い製品を出してくると思いますし、更に同社にとってのフラグシップイヤホンも出してくるだろうことを考えると、また面白いメーカーさんが一社増えたことになります。

HAYLOU Mori Proのノイキャン性能

HAYLOU Mori Proを使って地下鉄に乗ってみました。

正直、こちらも当初は期待していなかったのですが、耳とのフィット感が高いこともあって遮音性は非常に高いものがあります。

地下鉄の走行音は結構カットされていました。

公称値では、43デシベルの減殺効果があるとのことですが、相応の減殺効果があるなと実感できました。

他方で、人の声や甲高い音には弱いのか、室内の空調音は完全に遮断してくれますが、キーボードのタイピング音はちょっと拾ってしまうという状況でした。

人の声もそれなりに拾ってしまうのですが、これはあえて音楽をかけずにノイキャンだけをオンにして聞いた場合です。

音楽をかけると当然ながら没入感が高まるので、ノイキャン効果を実感できます。

最安値では4,000円を切るイヤホンで、定価でも4,000円台という破格ながらノイキャン性能は非常に高いものがあります。

もし気に入ったら2台くらいまとめ買いしても良いと思えるほどのクオリティでした。

HAYLOU Mori Proの外音取込性能

Mori Proの外音取込機能はこの価格帯とは思えないほど自然でした。

若干、ノイズ系の音を大きめに拾ってしまう傾向はあるのと、相手の声が小さめに聞こえましたが、それ以外は普通に会話もできます。

全体的に自然な感じで聞こえるので長時間装着にも向いていますね。

HAYLOU Mori Proのマイク・通話品質

HAYLOU Mori Proのマイク、通話音質は非常に良く、価格対比でいうとかなりコスパの良いワイヤレスイヤホンです。

ノイズは一切なく、きれいに声を集音することができます。

室内での音質測定のため風切音については未確認なのと、HAYLOU Mori Proの販売ページが比較的簡易に作られている関係から、HAYLOU Mori ProにENC(通話専用ノイキャン)が搭載されているかは不明です。

ただ、使ってみた感想、ノイズが一切入っていなかったのと、最近の潮流としてENCは格安イヤホンにも搭載されていることを考えると搭載されていると考えるのが自然でしょう。

特に、マイクの集音性も良く、小さくボソボソと喋ってもハッキリマイクに集音されていた点には驚かざるを得ませんでした。

HAYLOU Mori Proのバッテリーもち

Mori Proのバッテリーもちはイヤホン単体で約4時間から5時間、ケース併用で最大28時間の音楽が楽しめます。

バッテリーもちもそんなに悪くありません。

ケース側バッテリーが少し少なく感じられますが、ケースが小さめなんですね。

そのためバッテリー容量を抑える必要があったのだと思われます。

その分、取り回しが良く、カバンにしまってもかさばらない点は評価ポイントですね。

HAYLOU Mori Proの装着感、フィット感、デザイン

Mori Proの装着感はカナル型だけあって非常に良いです。

ステムタイプで、タッチセンサーが付け根部分にあるため、ご操作をしやすい点だけは注意が必要です。

タッチセンサーのご操作に関しては、2秒長押しでANCモードの切り替えという無難なチョイスになっているので、ある意味、ご操作をしても問題は少なくなっています。

その点が、せめてもの救いでしょうか。

フィッティングが非常に高いので、落ちませんが、運動時に汗が付着すると落ちる可能性があります。

運動用には、ウィング付きの専用イヤホンを購入されることをおすすめします。

装着感の高さは頭を振れば分かるんですが、左右にブンブン振っても落ちたり緩んだりしませんでした。

デザインについてですが、Mori Proイヤホンは一般的な楕円型ケースに横向きに格納されているタイプです。

取り出しにくくもありません。

Mori Proイヤホンのデザインはモダンな感じでかっこ良く、ケースも表面にロゴっぽい加工が施されていてかっこ良いと感じました。

HAYLOU Mori Proの防水仕様

Mori Proの防水性能はIPX4ということで、基本的な生活防水には対応できるため雨が降るくらいなら問題はありません。

もし豪雨ということでびしょ濡れになる覚悟で移動される際は念の為ケースにしまいましょう。

夏場はゲリラ豪雨がひどい地域もあるので、そういう地域の方はイヤホンを守ってあげてくださいね。

HAYLOU Mori Proの口コミ・評判をレビュー♪

Mori Proの口コミ、評判は後日追記いたします。

HAYLOU Mori Proのメリット・デメリット

デメリット

・ANCの苦手領域:人の声・キーボード音など中高域ノイズは残りやすい。他社も同様の傾向にあり
・外音取り込みはやや粗い:環境ノイズを大きめに拾い、相手の声は小さめに聞こえる傾向。
・バッテリー持ちが中庸:イヤホン単体4–5時間、ケース併用最大28時間でロング派には物足りない場合あり。

メリット

・価格が非常に安い:セール時は実売3,989円〜とアンダー5,000円で入手可。
・音質のバランスが良い:低音はやや強めだが、高音も伸びやかで聴き疲れしにくいチューニング。
・LDAC対応:Androidでハイレゾ再生時に解像度と透明感が明確に向上。
・ANC(ノイズキャンセリング)搭載:地下鉄走行音などをしっかり減衰(体感良好)。
・通話マイクの実用性:ノイズが少なく小声でも拾う集音性。実用性の高いマイク感度がポイント。

HAYLOU Mori Proをおすすめしたい人

まずは予算5,000以下で、ちゃんと効くANCと高音質を両立したい、そんでもって、5,000円以上出すのに躊躇してしまうという人の最有力候補といえます。

価格はエントリーでも、LDAC対応でAndroid端末ならハイレゾの良さ(解像度/透明感アップ)を実感しやすく、通常のAACでも全体のバランスが良いのでiPhone派の普段使いにも十分。

地下鉄やバスの低周波ノイズを減らしたい通勤・通学ユーザーには相性がよく、音楽を流せば没入感はしっかり出ます。

在宅会議や通話も重視するなら、小声でも拾うマイク性能があるため不便さがありません。

ケースは小ぶりで携帯性が高く、毎日バッグに入れっぱなしのサブ〜メインとしても使い勝手は良好です。

一方、6時間から8時間といった長時間連続再生や土砂降り、激しい運動を想定する人、外音取り込みの自然さを最優先する人は、もう一段上のモデルを狙ったほうが満足度は上がります。

総じて、低予算で音質・ANC・通話・携帯性の四拍子をコンパクトにまとめた、賢い最初の一台として強く推せるモデルです。

【実機】HAYLOU Mori Proを開封

最後にHAYLOU Mori Proを開封していきましょう。

こちらが、HAYLOU Mori Proのケースです。

HAYLOU Mori Proの同梱物一式がこちら。

HAYLOU Mori Proイヤホンのケースです。表面にHLのロゴが刻印されているようです。

HAYLOU Mori Proイヤホンがこちらです。

シンプルなカナル型・ステム型のイヤホンになっていました。

HAYLOU Mori Proのフィッティングは非常に高いので素直におすすめできます。

【実機】HAYLOU Mori Proレビュー♪アンダー5,000円で買えるノイキャン対応でベストバイな一台♪まとめ

今回は、HAYLOU Mori Proワイヤレスイヤホンを実機レビューしました。

アンダー5,000円と聞くと少々身構えてしまうところもあり、警戒しながら拝聴しましたが、杞憂に終わりました。

音質も良く、マイクの集音性も良く、思いの外、ノイキャンもそこそこの効果を出していた点には驚きました。

この価格帯だとノイキャン非搭載だったり、マイクの集音性が悪かったりと、何かしらデメリットがあるのですが、HAYLOU Mori Proに関しては、その変の心配がないのが、レビュアーとしておすすめしやすく、ありがたかったです。

HAYLOU Mori Proも高音質といえますが、より高音質なイヤホンだったら大手メーカー物以外で、コスパの良いイヤホンを探しているという方の、最良な選択肢になると感じました。

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