EDIFIERからインナーイヤーモデルのイヤホン、EDIFIER EvoBudsが発売されました。
EDIFIERからインナーイヤーか、と驚いたものの、聴いてみたいという思いのほうが強くなりました。
というのも、インナーイヤータイプのイヤホンに関して、私はあまり良い思い出がないんですよ。
特にフィット感と音質がイマイチなモデルにばかり当たってきたので、EDIFIERなら、という気持ちで使わせてもらいました。
今回、メーカー様より実機をご提供いただいたので、率直な感想をレビューします。

EDIFIER EvoBudsをレビュー♪
EDIFIER EvoBudsの通常音質

EDIFIER EvoBudsの通常音質はSBCになるんですが、AAC以上に感じられる高音質を鳴らしてくれるのが、EDIFIERの強みです。
従来のEDIFIERなら高音の抜け感が強く、鋭い音質が特徴的で、ソニー系統の高音パートを強化した音質傾向だなと感じていました。
今回のEDIFIER EvoBudsは通常モードにしていても非常に低音が厚いのが印象的でした。
厚いというか、低音がぶ厚いというくらい圧倒的な低音感を味わえます。

個人的にはYOASOBIなどの高音重視系を聴いているので低音が強く少々戸惑いました。
低音といえばBOSEも低音が強いですけど、BOSEの低音はブラックホールのように引き込まれる低音だと感じています。
それに対してEDIFIER EvoBudsの低音はインパクトが強い低音という印象。

打撃音のようにドンドンと耳元を殴られているのではと思えてしまうほど、低音がとても利いているのが印象的です。
それが悪いというわけではなく、低音重視の傾向が強いということですね。
低音が好きな方にはハマるのではないでしょうか。
インナーイヤーモデルということで、あえて低音を強く作られたのかもしれません。
高音好きの方は選択肢から外し、低音好きの方は選択肢に入れてみてください。
EDIFIER EvoBudsのハイレゾ音質

EDIFIER EvoBudsのハイレゾ音質も低音が強い点に変わりはありませんでした。
低音の膜が分厚いので、高音域はそこから突き抜けてくる感覚です。
中音域は少し埋もれている印象でしょうか。
解像度は全体的に上がっているので、ハイレゾ音源を楽しめます。
厄介だと感じたのは、スマホでハイレゾを聴いているときはアプリのイコライザーからある程度の調整が可能なんですが、ウォークマンで聴いたところアプリは操作できるものの、イコライザー調整画面が表示されず、アプリからは音質調整ができないんですね。
これはEDIFIER側というより、ソニーのウォークマンが使いづらいと感じるポイントなので別件なんですけどね。
さて、EDIFIER EvoBudsのハイレゾですが、低音の厚みそのままに、高音が活かされるのでライブ会場でハードな音楽を楽しんでいる方向け、というイメージを抱きました。
圧倒的な臨場感を楽しみたい方におすすめです。
EDIFIER EvoBudsの装着感・デザイン

EDIFIER EvoBudsはインナーイヤーモデルなので、外れやすさが気になっている方が多いのかなと思います。
この点については、あくまでも個人的なフィット感は高めだと感じました。
特に、私は左耳だけフィット感がすごく悪いことが多かったんですが、EDIFIER EvoBudsは気持ち小さい筐体なのか、耳にすっぽり入りました。
今までだと左耳だけ入り切らなくて直ぐに落ちそうになっていたのですが、そういうこともなく、無事、音楽を聴き続けられています。
とはいえ、インナーイヤータイプからくる限界のようなものはあるので、スポーツ目的で使うのはあまりおすすめできません。
スポーツ用であれば、イヤーフックがついたモデルか、せめてカナル型イヤホンを使うようにしましょう。
EDIFIER EvoBudsケースのデザインは全面シルバーで、開閉部分はグレアというかメタリックというか、鏡のように反射してきます。
他方で、ケース下部はのノングレア調にしメリハリのあるデザイン感に仕上がっていました。
EDIFIER EvoBudのノイキャン性能

EDIFIER EvoBudのノイキャン性能は、室内ノイキャンとしては優秀です。
音楽を止めていると若干ホワイトノイズが入るのはEDIFIERの系譜という印象で、個人的には気になりませんでした。
ちなみに、音楽と音楽の間にホワイトノイズが聞こえた、という実感はなかったので、音楽を聴いているときは気になりません。
室内で回しているサーキュレーターの音やパソコンの駆動音は完全にカットしてくれたので、室内で気軽に没入したいときにはおすすめです。
他方で、室内向けと書いた通り、そこまでノイキャンとしての性能は高くありません。
ノイキャンの強度で言えば弱といったところ。
そのため、外でノイキャンを利用した際には物足りなさを感じる可能性がある点にはご注意下さい。
EDIFIER EvoBudの外音取込機能

EDIFIER EvoBudの外音取込機能はとても自然となり込みができていて、使い勝手の良い外音取込機能に仕上がっていました。
元々インナーイヤータイプということで、カナル型と比較しても密閉性は弱い傾向にあるため、会話はとてもしやすい状態でした。
実際に、子供や妻と会話しましたが、相手の声を明瞭に聞き取ることができましたよ。
外音取込機能を重視している方にとっては、候補として選んでいただきたい一台です。
EDIFIER EvoBudsの自動翻訳機能

EDIFIER EvoBudsの翻訳機能は素晴らしいです。
アプリ画面を通してしか使えない点は若干不便ですが、最近流行りの対話型翻訳イヤホンとしてはかなり使いやすい一台です。
実際に、英語のYouTubeを再生してみたのですが、綺麗に翻訳されているようでした。
画面表示は両隣で見比べるタイプの画面UIと、対面で使うのに適した画面UIの二種類があります。


ニュースのやり取りを録音しましたが、話者をちゃんと聞き分けている点も優れていますし、翻訳精度も高いものがあり、実用的だと感じました。
EDIFIER EvoBudsの通話性能
EDIFIER EvoBudsの通話性能は少々使いづらいという判断にせざるを得ない結果となりました。
まず、おそらくですが、通話用ノイキャン搭載モデルかと思いますが、他社がカットしていたサーキュレーターの音を完全に消し切ることができていませんでした。
この点は、インナーイヤー故なのかもしれませんが、その点で使いづらいというのが一点。
もう一点は、集音した音を再生してみたところ、声が結構こもって聞こえる印象を受けたんですね。
また、発声した声に対して録音時の声が思った以上に小さいボリュームで録音されていたのは使い勝手に直結してしまうだけに残念だなと感じました。
EDIFIERの他製品ではマイク性能も良いだけに、今回のEDIFIER EvoBudsのマイク性能はイマイチと言わざるを得ません。
ただし、マイク性能は個体差によってもかなり違ってくることから、私の手元に来たEDIFIER EvoBudsのマイク性能だけがちょっともったいない性能だったのかもしれません。
日常使いで電話に使う程度なら問題はありませんが、少し大きめに喋る必要があります。
EDIFIER EvoBudsのバッテリーもち
EDIFIER EvoBudsはインナーイヤーながらイヤホン単体で7時間使うことが可能です。
インナーイヤーは筐体が小さいのでバッテリーもちがあまり良くないイメージですが、EDIFIER EvoBudsは大容量バッテリーが魅力です。
ケース併用で最大35時間の使用が可能になります。
EDIFIER EvoBudsにはノイキャン機能があるので、ノイキャンをオフにしたときの最大使用時間が35時間ということになります。
さらにお約束とも言える急速充電機能も搭載。
EDIFIER EvoBudsはたったの15分の充電で3時間使えるようになるので、通勤通学時に充電が切れかかっていても、直ぐに充電できる点は強みですよね。
行きにバッテリーが切れかかっていたら身支度中にササッと充電できますし、帰宅時なら会社や学校でササッと充電してくれば帰宅分のバッテリーはもちます。
また、EDIFIER EvoBudsはBluetooth6.1を搭載しているので、従来型と比べれば幾分か省電力設計になっていると言えるでしょう。
Bluetooth6.1は通信性能も強化されているので、通信の途切れにくさも強みの一つですね。
EDIFIER EvoBudsのその他の機能
EDIFIER EvoBud
EDIFIER EvoBudsの口コミ・評判をレビュー♪
EDIFIER EvoBudsの口コミ・評判をご紹介します。
仕事中ずっとAirPodsを片耳につけていたのですがバッテリーの寿命で
代替品を探していたのですが
こちらは値段も安いのに音もいいし耳に装着したら感知してくれるし
イヤホンをタップで再生と停止をしてくれるのでかなりいい買い物でした!
若干イヤホンが小さい気もするけどそれのおかげで耳が痛くならないのかも?
激しい動きだと耳から落ちるとかそういう訳では無いので運動にも向いてます!!
引用元:Amazon”EDIFIER EvoBuds”レビューより
こちらのレビュアーさんは音質面は受け入れられているようですね。
私の耳にもフィットしたので、筐体としては少し小さいのかもしれません。
というのも、インナーイヤーモデルの場合、私の耳に入り切らないことがあるのですが、EDIFIER EvoBudsではそれがなかったので、装着感はとても軽快でした。
価格も当初想定していたより安かったのも意外でしたね。
というのも今回、翻訳機能が付くということだったので、付加価値を付けて値上げするのかなと予想していたんです。
そしたら価格は従来品より安めで、それでいて性能は従来品並という素晴らしさでした。
使っていたAnker Soundcore Life Note 3Sが御臨終になったので一度も使った事が無かったEDIFIERをチョイス。
装着感はちょっと不安定に感じましたが首を振っても外を歩いても一度も落ちそうになった事が無いので問題無し。
音質はかなり低音キツめです。
私には少々低音が強すぎたのでアプリ設定で調整し及第点。
このタイプのイヤホンでは珍しいノイズキャンセリングですがあまり必要性を感じませんがなんとなく外の騒音の中で使うと音楽に集中出来るので少しばかり効果があるようです。
総合的に評価して-1の星4つです
引用元:Amazon”EDIFIER EvoBuds”レビューより
こちらのレビュアーさんは低音を強いと感じられたようで、この点は私と同じ感想を持たれたようです。
ただ、Ankerの製品にもよりますが、Ankerシリーズも低音は強めだったような気がします。
EDIFIER EvoBudsはインナーイヤーモデルにしては珍しいノイキャン搭載モデルなので、集中したい環境を作りたいときに使うと良いですね。
カフェ等での勉強や電車での読書など、集中できる環境を手軽に手に入れられるアイテムでした。
EDIFIER EvoBudsとEvoBuds Proの違いを比較

EDIFIER EvoBudsとEvoBuds Proの違いを比較表にしました。
EDIFIER EvoBuds(インナーイヤー)は低音重視で軽快なつけ心地を求めたい方向けです。
対して、EDIFIER EvoBuds Proはカナル型で、かつ強力なノイキャンが搭載されているので、ノイキャン重視の方。
そして、高音の抜け間が良いので、高音重視派の方に向いている一台です。
EDIFIER EvoBudsのメリット・デメリット
EDIFIER EvoBudのデメリット
① 低音が強すぎて好みが分かれる
低音がかなり強いため、中音域が埋もれがちで、バランス重視の人には合わない可能性があります。
高音重視・フラットな音が好きな人にはあまりおすすめできません。
② ノイズキャンセリング性能は弱め
室内では十分に効果を感じられますが、屋外ではやや物足りない印象です。
強力なノイキャンを求める人には不向きです。
③ 通話品質はイマイチ
通話時の音声がこもり気味で、ノイズ除去性能もやや弱めです。
また、録音音量が小さいと感じる場面もありました。
テレワークや通話メインで使う人には不向きです。
④ スポーツ用途には向かない
インナーイヤー構造のため、激しい動きでは安定性に不安があります。
ランニングやトレーニング用途にはあまりおすすめできません。
⑤ デバイスによっては音質調整に制限あり
使用する機器によっては、イコライザー調整ができない場合があります。
細かく音質を調整したい人は注意が必要です。
EDIFIER EvoBudのメリット
① 低音重視で迫力のあるサウンド
EDIFIER EvoBudsは、インナーイヤーとは思えないほど低音が強く、迫力のあるサウンドが特徴です。
ドンドンと響くインパクトのある低音で、ライブ感や臨場感をしっかり楽しめます。
特に、ロック・EDM・ヒップホップなど低音重視の音楽をよく聴く人にはかなりハマる音質です。
② インナーイヤーでもフィット感が良い
筐体がコンパクトに設計されているため、耳に収まりやすく、装着感は比較的良好です。
インナーイヤーでありがちな「すぐ落ちる問題」も感じにくく、長時間でも快適に使えます。
③ 外音取り込みが自然で使いやすい
外音取り込み機能はかなり自然で、イヤホンをつけたままでも会話がしやすいのが特徴です。
家事中や作業中など、「ながら聴き」に最適な使い勝手になっています。
④ 翻訳機能が実用レベルで優秀
アプリを使った翻訳機能の精度が高く、実用性のあるレベルに仕上がっています。
会話の聞き分けもしっかりできるため、対話型翻訳イヤホンとしても十分使える性能です。
⑤ バッテリー持ちが優秀
イヤホン単体で約7時間、ケース込みで最大35時間使用可能と、インナーイヤーとしてはかなり優秀です。
さらに、15分の充電で約3時間使える急速充電にも対応しており、日常使いで困ることはほぼありません。
⑥ Bluetooth6.1で接続安定性が高い
最新規格のBluetooth6.1に対応しており、接続の安定性や省電力性能も向上しています。
音飛びしにくく、ストレスなく使えるのもポイントです。
EDIFIER EvoBudの小まとめ
結論として、EDIFIER EvoBudsは「低音特化+ながら聴き+多機能」の個性派イヤホンです。
万人向けではないものの、刺さる人にはかなり満足度の高いモデルに仕上がっています。
おすすめできる人
・低音重視の音が好きな人
・インナーイヤー型が好きな人
・外音取り込みをよく使う人
・日常使い(家・通勤・作業)メインの人
・翻訳機能などの付加価値を求める人
おすすめできない人
・フラットでバランスの良い音が好きな人
・通話品質を重視する人
・強力なノイズキャンセリングを求める人
・スポーツ用途で使いたい人
EDIFIER EvoBudsは、いわゆる「万能型イヤホン」ではありません。
ですが、
低音好き × インナーイヤー派 × 日常使い重視
この条件に当てはまる人には、かなり満足度の高いイヤホンです。
逆に、音のバランスや通話性能を重視する人は、別モデルも検討したほうが良いでしょう。
EDIFIER EvoBudsとライバル機種比較
インナーイヤー型イヤホンを選ぶとき、必ず比較対象に上がるのが、EDIFIER EvoBuds、AirPods (3rd generation)、 Soundcore Life Note 3S、 この3モデルです。
結論から言うと、それぞれの方向性はかなり違います。
・EvoBuds=個性・機能重視
・AirPods=完成度・安定感重視
・Anker=コスパ重視
この違いを理解しておかないと、購入後に「思ってたのと違う…」となりがちです。
ここでは、実際の使用感ベースで、分かりやすく深掘りしていきます。
迷っている人向けの早見ガイド
先に結論をシンプルにまとめると、こんな感じです。
・とにかく失敗したくない → AirPods
・安く済ませたい → Anker
・面白さ・機能・低音重視 → EvoBuds
かなりざっくりですが、正直この判断で大きく外すことはありません。
音質の違い
イヤホン選びで最も重要なのが音質ですが、この3機種はかなり方向性が違います。
■EDIFIER EvoBudsの音質
まずEvoBudsは、とにかく低音が強いです。
インナーイヤーとは思えないほどドンドン響くタイプで、「ライブ感・臨場感」を前面に押し出したサウンドです。
ただし、その分、中音がやや埋もれる、高音好きには刺さらない、という特徴もあります。
ハマる人には最高、合わない人には微妙という、かなりクセ強な音質とも言えます。
■ AirPods (3rd generation)の音質
AirPodsは真逆で、バランス重視型の中立的な音質が特徴です。
・ボーカルが聴きやすい
・どんなジャンルでも違和感がない
・長時間でも疲れにくい
「誰でも満足できる音」尖りはないですが、逆にそれが最大の強みです。
■ Soundcore Life Note 3Sの音質
Ankerは価格なりの無難な音質です。
・低音はそこそこ強め
・全体的にフラット寄り
・クセは少ない
「悪くないけど感動もない」という、いわゆるコスパモデルらしい仕上がりです。
総じて、価格と性能を総合的にみた場合、EDIFIER EvoBudsにするメリットは十分あります。
まとめ
今回は、インナーイヤーモデルのEDIFIER EvoBudsを実機レビューしました。
音質はEDIFIREにしては珍しく低音強めのモコモコタイプ。
しかも、結構あつめの低音なので、高音中止の楽曲を聴いていても低音が響くイメージです。
低音好きには刺さる音質ですね。
さらに強度は軽めですがノイキャンを搭載している点と翻訳機能がある点も特徴のイヤホンでした。
価格的には気軽に買えるので、興味があれば一度試してみると良いと思います。


