アマゾンで人気のイヤホンメーカーにSafigorというのがあります。
実はSafigorイヤホンは急に出てきたイヤホンで老舗ではありません。
そこで、Safigorイヤホンがどこの国の会社・メーカーなのか調査しました。
また、音質や機能性もチェック。
Safigorイヤホンは買いなのか否か、また代わりとなるお勧めのイヤホンがあるかどうかまでご紹介します。
本記事の動画版も用意しました。移動中などのながら聞きにご利用ください♪
Safigorイヤホンはどこの国の会社・メーカー?
Safigorイヤホンは恐らく中国の会社・メーカーです。
現在販売しているストアはkengingと言うメーカーで、こちらが中国の会社でした。
他にも5件ほど同じように販売しているストアがあるのですが、このほとんどが中国の会社だったんです。
一件だけ日本の会社があったのですが、恐らく卸してもらって販売しているのでしょう。
Safigorイヤホンに関しては、販売元とブランドが違う点にご注意ください。
ちなみに、私が過去、実機で購入したHydro Flask X1と言うモデルと恐らく同一品と思われます。
ブランド名をリブランドして再販売しているものと思われます。
Safigorイヤホンをレビュー♪
それでは、Safigorイヤホンをレビューしていきます。
Safigorイヤホンの音質
今回は、Hydro Flask X1とSafigorイヤホンとが同一イヤホンであるという前提でレビューします。
Safigorイヤホンは13mm大口径ドライバーユニットを搭載しています。
通常、口径の大きなドライバーを搭載している場合には、低音が強くなる傾向が多いのですが、Safigorイヤホンの場合は低音は弱めです。
低音のきついイヤホンが苦手という方であれば試してみる価値はあるでしょう。
Safigorイヤホンの場合、良いのは中高音域です。
格安イヤホンの多くは中高音域が軽かったりくぐもっていたりするタイプが多いのですが、Safigorイヤホンの場合にはミドルクラス並にそこそこ良い音がでます。
そういう意味では、販売手法に疑問符が付きますが、商品自体は悪くないといえます。
人によってはミドルクラス並の音質と捉える方もいるかもしれません。
粒立ちはほどほどなので、音の細かい分離感などを味わいたい方は素直にミドルクラスやハイエンドクラスを選ぶ方が良いです。
販売ページには原音に忠実と記載がありますが、原音に忠実というのはハイレゾクラスのことをいうものと私は考えています。
その点、Safigorイヤホンは通常の格安イヤホンなので原音に忠実とまではいえません。
Amazon内のクーポンを使うとアンダー2,000円になるので、サブ機としてなら買いです。
また、音質はそこそこで良いという方も買って問題ない音質でした。
原音に忠実というのは大分盛っていますが、正直、クーポンを使って2,000円台なら全然買っても問題のないイヤホンです。
Safigorイヤホンの防水性能
Safigorイヤホンの防水性能はIPX56という意味不明な文字が並んでいます。
もしかしたら、IP56と書きたかったのかもしれません。
仮に、IP56であれば日常の防水レベルとして必要十分な防水性を持っているので、雨の日でも安心して使えます。
他方で、スポーツ用として使うとなると少々心許ない防水性能です。
ですが、約2,000円という超低価格であれば、むしろ頑張っている方です。
Safigorイヤホンのノイキャン性能
Safigorイヤホンにはノイキャンは搭載されていません。
販売ページによると、確かにノイズキャンセリングという用語が使われています。
これだけをみると一見してノイキャン搭載モデルかと思えてしまいますが、良く読んでみると通話時のノイキャンの話であることが分かります。
つまり、ENCという通話用ノイキャンのことを指してノイズキャンセリングと書いてあったんです。
非常に紛らわしい書き方をしているので、この点は早急に改善してほしいポイントです。
Safigorイヤホンのフィット感
Safigorイヤホンのフィット感は個人的に高めだと感じました。
人間工学に基づいているとのことですが、人間工学という言葉自体が一人歩きしているようで、何か認証を得たというわけではありません。
つまり、勝手に人間工学という言葉を使っているということになります。
とはいえ、Safigorイヤホンの重さは片耳4.1gと超軽量なのも特徴で、フィット感が高いため使い勝手はよかったです。
Safigorイヤホンのバッテリーもち
Safigorイヤホンのバッテリーもちはイヤホンだけで約6時間もちます。
Safigorイヤホンケースと併用した場合には、約35時間もちます。
最近のミドルクラスイヤホンと比較すると控えめなバッテリー容量になっているのでお気をつけください。
Safigorイヤホンの便利なところ
Safigorイヤホンの便利なところは、バッテリー残量がLEDディスプレイに表示されるので、今、充電すべきなのか否かがわかる点は魅力的です。
表示は100%から1%まで表示されるので、自分の中で10%を切ったら充電をする、というようにルールを作っておけば、充電し忘れということ自体を減らせます。
私もSafigorイヤホンの充電表示は便利だなと思っているんですが、こういったバッテリー表示は、何故か中華製の格安イヤホンにしか搭載されていないイメージが強いんですよね。
仮にメーカー側が入れたとすると、格安イヤホンの後追いをしたのかなという気がしなくもありません。
最終的にはデザインが良ければ全て良しではありますが。
少なくとも、Safigorイヤホンのバッテリー表示はとても便利だと感じています。
Safigorイヤホンの通信性
Safigorイヤホンの通信性は悪くありませんでした。
ですが、もしかしたら通常のメーカーものよりも検品レベルが低く、納入されてくるSafigorイヤホンの中に含まれる初期不良品の割合は少し多いかもしれません。
Bluetoothはbluetooth5.4を採用している点は評価されて然るべきでしょう。
私が購入したX1をiPhoneと接続してみましたが、途切れたり音飛びしたりといった不具合もなく、当時はコスパが良いと驚いたものです。
ただ、先ほども書いた通り、Safigorイヤホンはしっかりしたメーカー製品ではないので、個体差が激しい可能性もある点には注意が必要です。
詳細な数値は分かりませんが、月間約3,000個販売されている中で、レビュー数はそこまで多くなく初期不良のクレーム率も少し少ないように感じています。
今回、レビュー誘導をしているのかまでは分かりかねますが、24ヶ月延長保証ができるLINEへの誘導がありました。
こういうのは、他の製品を使ってレビューを書いてくれとお願いされるパターンもあります。
ですが、そのようなレビューはAmazonの規約に違反する形になるのでお気をつけください。
Safigorイヤホンがそういうことをしているというお話ではなく、こういう事例もあるよという情報共有でした。
Safigorイヤホンの口コミ・評判をレビュー♪
それでは、Safigorイヤホンの口コミ、評判をみていきましょう。
接続が安定していて、満員電車や人混みでも音が途切れることがほとんどありませんし、ゲームでも遅延なく快適にプレイできます。音質もバランスが良く、低音から高音までクリアにきちんと響いてくれます◎
また、バッテリーも長持ちで充電ケースと合わせて最大30時間使えるので、1日中安心です。軽くて装着感も快適なので、長時間の使用にもぴったり!お値段以上の性能と使いやすさで、大満足のイヤホンです!
引用元: Amazon”Safigorイヤホン”レビューより
私も接続性は良いと感じていました。
遅延については確かめませんでしたが、低遅延モードは搭載されていなかったはずなので、動画、ゲームをすると若干の遅延を感じ取れる可能性があります。
もしかしたら、Bluetooth5.4のおかげで低遅延が実現できているのかもしれません。
購入後毎日使ってます。映画を観るのに最適で重低音が効いていて没入感が凄いです。通話は両方共に装着しないと相手に聞こえる声が小さいみたいです。見た目コンパクトでバッテリー待ちも良い。
引用元: Amazon”Safigorイヤホン”レビューより
Safigorイヤホンで映画を見れるということは遅延は少なく気にならないレベルということでしょうか。
通常の音楽を聞く分には遅延というのは気にならないのですが、ゲームや動画を見ると音ズレがストレスになるので、確実に低遅延モデルが欲しいという方は低遅延モード、ゲームモードといった低遅延モードを搭載したモデルを選ぶようにしましょう。
同価格帯でお勧めのイヤホン
同価格帯でお勧めのイヤホンとしては、XiaomiのRedmi buds 6 Liteです。
アンダー3,000円でありながらノイキャン搭載モデルという驚異的なイヤホンなんですよ。
音質もそこそこ良くて専用アプリもあるためイコライザーで簡単な音質調整が可能です。
ある意味、失敗しても損をしたとあまり感じない価格帯という点が良いのかもしれません。
こちらは騙されたと思って試してみ下さい。
【実機】Safigorイヤホンレビューと評判♪Safigorイヤホンはどこの国の会社?まとめ
今回は、Safigorイヤホンをレビューしました。
恐らく、以前販売され、何らかの理由で販売が終わってしまった中華製イヤホンと同一です。
厳密に、中国のどこという情報はありませんでしたが、ストアの大半が中国企業だったことから、中国発のブランド、メーカーと言って問題ないと思われます。
ただ、中華製のなか、カナル型の中でもかなり安いイヤホンですが、性能は思ったより悪くなく、Safigorイヤホンが格安イヤホンの性能のスタンダードとなるのであれば、格安イヤホンの性能が引き上げられることになるので、そうであれば歓迎したいと思います。
実際、音質も格安イヤホン以上でしたし。
ただ、音作りという意味では、非常に無難な味付けになっていて、万人ウケするタイプです。
そのため、例えば、BOSEやBeatsのように低音の強さが欲しいとか、ソニーのような高音の抜け感が欲しいといった要望がある場合には、別メーカーを探すのが無難です。
Safigorイヤホンに関しては、サブイヤホンとして、または、高級イヤホンに価値を感じない方や、安くても相応の音質で聴ければ良いとお考えの超コスパ型ユーザー向けのイヤホンです。
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