海外でも安心して使えるeSIM Sailyを実際に使ったのでレビューします。
Sailyの提供元はVPNとして世界的大手のNordVPNが運営しているので安心です。
NordVPNというのはVPN(=Virtual Private Network)の略で、一般の方の一番実用的な使い方は、海外から大手動画サイト視聴用といったところでしょうか。
海外によっては、海外のサーバー経由では、大手動画サイトに入れないことがあるんです。
また、企業やハッカーからのトラッキング(追跡)を遮断する意味もあって、近年注目されています。
今回は、そんなNordVPNが展開する、海外用eSIMのSailyについて解説、レビューします。
eSIM Sailyの登録から設定
まずは、eSIM Sailyの登録から見ていきましょう。
やることはとても簡単で、アプリを落とす、eSIMの海外パックを買う、有効化するだけでOKです。
まずは、eSIM Sailyのアプリを落としましょう。
eSIM Sailyと検索をかけると引っかかります。
Googleアカウントかappleアカウントとの紐づけを求められるので、アカウントを事前に用意するようにしてください。
今回はテスト用として日本のeSIMを購入します。
eSIM Sailyを購入したら、下図に記載されている、VPN、広告ブロッカー、web保護をオンにしておくと安心です。
また、eSIM Sailyを購入しただけでは、eSIM Sailyは有効になりません。
特に、今回は日本で試しているため、メインのSIMカードが優先適用されていました。
下図にある通りの手順で、eSIM Sailyを有効化します。
上段のソフトバンクが現在のメインSIMカードとなります。
その下の1GLOBALと記載されているのがeSIM Sailyです。
eSIM Sailyをオンにして、ソフトバンク側を切ると、eSIM Sailyがメインとなります。
eSIM Sailyが有効化されうと、データ通信が消費され始めます。
eSIM SailyにはVPNも搭載されているのが、NordVPNらしいなと感じました。
eSIM Sailyのデメリット
eSIM Sailyに全くデメリットがないわけではありません。
主なデメリットを挙げると、電話番号付与がないのでネット通信にしか使えません。
これはLINEやSkypeを使って対応可能です。
また、対応デバイスの少なさが挙げられます。
対応デバイスが少ない理由はデバイス側の原因なので、この点は、eSIM Sailyの問題ではありません。
対応デバイスは後述します。
以上をデメリットと捉えるか否かは人それぞれだと思いますが、かなり使い勝手の良いeSIMであることには間違いありません。
eSIM Sailyの特徴とメリット
それでは、eSIM Sailyの特徴とメリットを見ていきましょう。
eSIM Saily特徴0:購入から使用まで日本語対応
大前提ではあるのですが、私のように英語が苦手な方からすると、アプリが日本語に対応しているのかはものすごく大事な要素です。
実は、eSIM Sailyは以前は英語対応のみだったのですが、現在では日本語に対応してくれていました。
日本語しか話せない、読めないという私のような方でも簡単に扱える点が一番のポイントかもしれません。
eSIM Saily特徴1:物理SIM不要、購入から設定までスマホだけでOK
eSIM Sailyは物理SIMがいらず、対応デバイス(スマホ)であれば、eSIM Sailyのアプリとスマホ側の設定のみで利用可能になります。
現地でeSIMを購入したり、急いでセッティングする必要がないのでとても簡単です。
また、現地でeSIMを購入した場合、セッティングの説明が英語の可能性があります。
これだけでもストレスになってしまうので、事前に日本で渡航国用のeSIMを購入してセッティングだけしておいて、現地ではいつでも使える状況にしておきましょう。
eSIM Saily特徴2:190か国以上で利用可能、Wi-Fiスポットを探す手間が不要
eSIM Sailyは200を超える国用のeSIMを販売しています。
従来であれば、各国分のeSIMを購入してはセッティングしなければなりませんでした。
ですが、eSIM Sailyはアプリを軸に、各国のeSIMを購入可能で、アプリ上の操作とスマホ側のセッティングだけで、各国のeSIMを簡単に導入できる点が優れています。
例えば、アメリカに行く前にeSIM Sailyでデータ容量を購入しておけば、現地でデバイス側の操作をしてeSIMを有効化してあげれば、それでWi-Fiが使えるようになります。
フリーWi-Fiを使うのは情報漏洩やハッキングといったセキュリティ上のリスクに晒されてしまいます。
ですが、eSIM Sailyを使えば、自前の端末からインターネットへアクセスできるので、フリーWi-Fiにアクセスするにあたっても格段に安全です。
さらに、eSIM Sailyはセキュリティに強いNordVPNが運営元なので、セキュリティ面にも配慮されている点も、eSIM初心者にとってはとてもありがたいポイントです。
Sailyによると、マルウェアやフィッシングサイトへのアクセスや広告をブロックする機能を持ち、安全なインターネット接続を実現するeSIMとのことなので、海外でも、日本国内でも安心して使えるeSIMになっています。
eSIM Saily特徴3:シンプルなセットアップで、渡航前に準備すれば到着後すぐに利用可能
eSIM Sailyのセットアップは非常にシンプルで、複雑な操作はいりません。
海外に行く前に、日本国内でeSIMのセットアップが完結する点も魅力です。
現地でセッティングしようとすると、フリーWi-Fiスポットを探さないといけませんし、その時点でセキュリティ上の脅威にさらされているとも言えます。
また、どうしても急いでセッティングしなければならないと焦ってしまいますよね。
ですが、日本にいる間に、落ち着いてeSIM Sailyのセッティングや操作ができるので、設定を間違える可能性も少ない点がメリットとなっています。
特に焦ってセッティングしようとすると、慣れていなければ慣れていない人ほどセッティングミスや、そもそもセッティングできないといった凡ミスをしてしまう可能性があります。
eSIM Sailyはデバイスの設定画面から簡単にオンにできるので、事前に日本でセッティングしておけば、あとは現地についたら設定画面からeSIM Sailyをオンにしてあげるだけで良いんです。
このお手軽さが人気の秘密です。
eSIM Saily特徴4:高度なセキュリティ機能を搭載し、広告ブロッカー対応
eSIM Sailyはセキュリティに強いNordVPNが運営しているだけあって、セキュリティにも強い仕組みになっています。
eSIM Sailyには、位置情報を仮想できるモードが搭載されています。
これは大本のNordVPNの十八番ともいえる機能です。
例えばオーストラリアに旅行に行った際に、サーバーの位置情報はカナダに設定する、ということができます。
また、海外に行きつつ、日本のメディアにアクセスして情報を得たいという場合に、日本のサーバーに位置情報を設定してあげれば、日本でしか見れない大手動画サイトなども視聴ができるようになります。
また、この機能を使うことで、ブラウザーのセキュリティ向上にも役立ちます。
そして、面白いのが、eSIMなのに広告ブロッカー機能も搭載しているんです。
eSIM Sailyでは、ブラウジングを快適にするために、DNSフィルタリングという機能を搭載。
単に広告が見えなくなってストレスフリーになるだけでなく、広告を読み込んでしまうことによるデータ容量のパケ食いも防げてデータ容量の節約にもつながります。
さらに、先ほどのDNSフィルタリングにより悪意あるトラッキングや、マルウェア感染を防ぐことも可能です。
ネットを見ていたらいつの間にかウィルスが入り込んで乗っ取られていた、ということもなくはありません。
こういったセキュリティ面も担保されているのがeSIM Sailyの強みです。
それでいて、価格は他社比でみてもリーズナブルなので、基本的にはメリットしかありません。
eSIM Sailyの口コミ、評判をレビュー♪
それでは、eSIM Sailyの口コミ、評判をレビューします。
アンドロイドで使用。スペインとトルコで使用するために、インストールしました。日本語のチュートリアルに従ってスムーズに設定できました。現地に着いて、モバイルデーター、ローミング、simをON、で動き出すと思っていましたが、動かず。原因はAPN設定でした。Sailyはヘルプでチャットで相談にのってくれるので、始めての私でも、何とコネクトすることができ、一度つながってからは、トラブルなく使用できました。トルコのプランを誤って購入したのも、無事キャンセルできました。何より、対応が早く、また、日本語で入力して相談できたのもよかったです。うまく説明できないところは、スクショで確認するということもありました。APN設定という手間がなければ☆5ですね。
引用元:Google Play”eSIM Saily”レビューより
こちらのレビュアーさんは現地で少々トラブルにあったものの、eSIM Sailyのサポートが的確でスピーディーだったことから、上手くいったようですね。
現地で使えないパターンの多くは設定上のミスの可能性があるので、万が一繋がらない場合は、設定を見直してみましょう。
eSIM Sailyの価格設定(オーストラリアを例に)
eSIM Sailyの価格設定は比較的リーズナブルです。
今回は、日本人にも人気の旅行先であるオーストラリアの価格を、本記事執筆時点ではありますがご紹介します。
【データ容量/使用可能日数/価格】
1GB/7日間/USD3.99
3GB/30日間/USD5.99
5GB/30日間/USD7.99
10GB/30日間/USD10.99
20GB/30日間/USD11.99
eSIM Saily購入時の注意点:デバイスが対応してるか確認
eSIMは対応デバイスがまだ少ない点には注意が必要です。
現在お使いのデバイスがeSIMに対応しているかは、eSIM Sailyのこちらのページでご確認いただけます。
→https://saily.com/ja/esim-united-states/
『デバイスの互換性を確認』をクリックまたはタップしてください。
eSIM Saily日本版を日本国内で使ってみた感想
実際に、eSIM Saily日本版を国内で使ってみました。
YouTubeの動画を見てみましたが、配信遅延が生じることもなく、また、ローディングが発生することもなくスムーズに視聴できました。
もちろん、該当地のWi-Fi環境やネットワーク環境で多少左右される部分はあると思いますが、eSIMとして使えます。
スカイプやLINEを使えば海外の方とも連絡を取り合えますし、現地で調べ物をするのにも重宝します。
他社比でみてみると、ギガ使い放題タイプは高すぎてもったいないところ、eSIM Sailyなら万が一足りなくなっても、2GBを切った時点で容量が少なくなっているとお知らせが届きます。
それを確認して必要なら追加のギガを買うことで大幅な節約になります。
この2GBを切った際のお知らせ機能は非常にありがたい機能です。
eSIM Sailyのレビューと評判♪使いやすい海外用eSIMで安全性にも配慮された使いやすいeSIMだった♪まとめ
今回は、eSIM Sailyを実際に使ってみた感想をレビューしました。
機能性は問題なく、国内でのテスト試用でしたが問題なく動作しました。
また、eSIMへの切り替えも簡単にできたので、文句なしに使えて、コスパも良いeSIMでした。
海外旅行に行く際には、eSIM Sailyを使いたいと思います。
⇒eSIM Saily公式サイトはこちら