メーカー様より、SOUNDPEATS UUイヤーカフの実機をご提供いただいたので、率直な感想をレビューします。
今回もダイナミックEQを搭載し、音質を大幅に変化させることのできるイヤーカフモデルでした。
音質は、若干低音弱めなものの、クリアで透明感のあるSOUNDPEATSらしさのあるイヤホンに仕上がっています。
SOUNDPEATS UUイヤーカフは装着感もちょうど良く、使い勝手の良いイヤーカフイヤホンに仕上がっていました。
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対象商品: SOUNDPEATS UUイヤーカフ
利用期間: 2025年3月23日(日)まで
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【実機】SOUNDPEATS UUイヤーカフを開封
まずは、SOUNDPEATS UUイヤーカフを開封していきましょう。
こちらがSOUNDPEATS UUイヤーカフのパッケージです。
SOUNDPEATS UUイヤーカフの同梱物一式がこちらです。
今回、充電ケーブルは付属してきませんでしたが、USBタイプCケーブルで充電可能です。
こちらが、SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン本体です。
一瞬上下がさかさまに見えるので気を付けてください。
SOUNDPEATS UUイヤーカフ本体の背面です。
こちらがSOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホンです。
SOUNDPEATS UUイヤーカフは全体的にグレア調で仕上げられていました。
ちょっとピンぼけしてますね…。
デザイン面は、光沢感が特徴的です。
こちらが、SOUNDPEATS UUイヤーカフのクリップ部分とスピーカー部分です。
SOUNDPEATS UUをレビュー♪
それでは、SOUNDPEATS UUの音質や機能性をレビューしていきます。
SOUNDPEATS UUの音質
SOUNDPEATS UUの音質はダイナミックEQのオンオフで大きく異なります。
まずは、デフォルトではダイナミックEQがオンになっています。
そこで、ダイナミックEQをオフにした標準音質からレビューします。
標準音質では、低音は軽めに聴こえます。
今回は10.8mmの高感度デュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載しています。
そのため、高音の抜け感は高めで、ソニー系統の音に近い音質傾向を持っています。
透明度が非常に高く、高音系が活きる楽曲だと聴いていてノリノリになれるくらい澄んでいます。
低音の軽さは目をつぶれるクオリティですね。
ちなみに、音の位相という観点でいうと、ボーカルの声が全面に出てきて、楽曲はボーカルの陰に隠れるような印象を受けました。
これはダイナミックEQをオンにすると逆転します。
解像度もアンダー5,000円で販売されているような超格安イヤーカフとは見違えるほど良いです。
粒立ちも良く、この価格でこのクオリティなら間違いなく買いです。
次に、低音がブーストされるダイナミックEQをオンにした音質についてレビューしますが、第一印象は楽曲の音圧がググっと引き上げられます。
同じ音量でも、ちょっと爆音気味になるので、中くらいの音量に設定している方は気を付けましょう。
ダイナミックEQを聴いていると、メーカー側は、おそらくこちらをデフォルトにして使ってほしいと思っているのだろうと思えてきます。
音質は低音ブーストがかかっているのが強く印象付けされます。
音圧も一気にブーストされ、ボーカルの声は一歩後退という感じですね。
その代わり、デフォルトの通常音質では感じられなかった楽曲の音質が強化されるので、ダイナミックな音質を体感できます。
どちらで聴くかは完全に好みの問題となりますね。
同じ中程度のボリュームにしていても、普段小さいボリュームで聴いている私としては、耳が痛くなるので、ダイナミックEQオンの際にはボリュームを絞ってしまいます。
SOUNDPEATS UUのムービーモード
SOUNDPEATS UUには立体音響のムービーモードが搭載されています。
音の位相がかなりばらける印象で、実際にライブ会場で聴いているかのような印象を受けました。
もっとも、音がガチャガチャして聴こえるという側面もあって、これも好みの問題になると思いますが、位相がちょっとグチャっとして聴こえるという側面もあります。
最初聴いていていると、統制が取れていないという印象を受けかねません。
しばらく聴いていると、脳が順応するのか、立体音響というシステムそのものが再構成されて、臨場感のある音楽に聴こえてくるから不思議です。
しばらくムービーモードを聴いた後に通常モードやダイナミックEQに戻すと普通のイヤホン、つまり音が平板に聴こえる音質に戻るのが良くわかります。
つまり、ムービーモードは、立体音響としてしっかり立体化はせてくれるものの、まだまだ改善の余地があると思いました。
ちなみに、SOUNDPEATS UUはBluetooth5.4に対応しているので、イヤホン本体の性質として、低遅延と接続性が向上しています。
また、別途、低遅延のゲームモードを搭載しているので、SOUNDPEATS側のアプリによる低遅延にすることで、より低遅延性を発揮することができ、ゲームにも最適です。
SOUNDPEATS UUのバッテリーもち
SOUNDPEATS UUのバッテリーはイヤホン単体で最大8時間の再生に対応しています。
やはりダイナミックEQをオンにしている場合には、バッテリー消費が増えるのか最大6時間と短くなります。
SOUNDPEATS UU本体の充電ケースと合わせると最大30時間の再生が可能になっているので、バッテリーもちは心配しなくて良いですね。
さらにSOUNDPEATS UUは急速充電に対応していて、10分の充電で最大2時間の再生が可能になっています。
朝、充電を忘れていても身支度の間に片道分の充電容量を確保できる点が魅力的ですね。
もちろん、再生するボリュームやダイナミックEQのオン、オフによって短時間充電で再生できる音量に変化がある点は注意が必要です。
SOUNDPEATS UUは独自技術搭載で音声通話が向上
SOUNDPEATS UUの通話性能は実用レベルでした。
実際に録音してみましたが、集音された音声にノイズは入っておらず、また、声も明瞭に拾えていることが確認できました。
また、SOUNDPEATS UUには、SOUNDPEATS独自のAeroVoice風切り音低減テクノロジーという機能を搭載していて、空気の流れをイヤホンが捉え、その空気の流れる方向を変えることで、最大25%の風切り音低減効果を実現しています。
外で通話するときには重宝する機能ですし、空調の真下で通話される方も多いと思いますし、たまにエアコンの風が直あたりして、風の音がうるさいと相手に言われてしまうこともあると思います。
扇風機を真正面に受けた場合は、いくら低減できるとはいえ難しいものがありますが、一般的なエアコンくらいなら、独自技術のAeroVoice風切り音低減テクノロジーの効果を受けることができますよ。
ちなみに、SOUNDPEATS UUの防水等級はIPX5なので運動用にも使えます。
特にイヤーカフタイプは外音を自然に取り込めるので、ジョギングなどの運動家の方にも認知されているイヤホンです。
装着感も良く、装着時の安定性もあるのでジョギングにも最適ですよ。
SOUNDPEATS UUはコンパクトで軽量な装着感
SOUNDPEATS UUは小さく、イヤホンの重さは公称値で4.73gと超軽量です。
また、SOUNDPEATS CCの時はサイズ感の問題なのか耳に装着すると、クリップ感が強かったのですが、今作は逆にクリップ感が弱く感じられます。
長時間SOUNDPEATS UUイヤホンを装着していたいという方には、ちょうど良いフィッティングに仕上がっていると感じます。
また、SOUNDPEATS UUは耳の軟骨に挟む、クリップするだけのイヤホンなので、イヤーフック形状のイヤホンのように、眼鏡やサングラス、マスクと干渉しない点も魅力的です。
また、カナル型だと耳への圧が強すぎるという方にとっても、SOUNDPEATS UUイヤーカフなら、スピーカーとイヤホンとの位置関係が微妙に離れるので良いですよ。
かゆみや蒸れを気にする方にも最適です。
装着感は軽量さを実感できないくらいふんわりしているので、付けているのを忘れたままお風呂に入らないようにお気をつけ下さい。
SOUNDPEATS UUは左右の区別がない
SOUNDPEATS UUは左右の区別がない珍しイヤホンです。
通常は、右か左かの区別くらいはあります。
少し前は、片側にBluetoothの親機が入っていて、そちら側を起動させないとイヤホンが通じないという時代もあったくらいです。
今回の、SOUNDPEATS UUは左右のイヤホンに固定でのチャンネル割り当てがなく、左右という区別がないんです。
なので、毎回違う方のイヤホンを反対側の耳に装着しても、ちゃんと音楽再生されるんですね。
仕組みまでは分かりませんが、蓋を閉じて約10秒前後に取り出すと左右のチャンネル設定が再設定される仕組みのようです。
SOUNDPEATS UUはあえて物理ボタンを採用
SOUNDPEATS UUは物理ボタンを採用しています。
タッチセンサー式も便利ですけど、装着時に誤動作させてしまったり、ちょっと耳の位置を変えるために触れただけでもタッチと判定されて誤動作してしまうことがありました。
この点、物理ボタンは押し込まないと反応しないので、誤動作が少ないんですよね。
特に、SOUNDPEATS UUのようなイヤーカフは運動時にも使えるんですが、運動中は特に誤動作されるとイラっとくるので、誤動作の少ない物理ボタンの採用は、個人的にありがたいです。
ボタンは耳の後ろに配置される形になるので、誤って触るということも少ない位置なのも良いですね。
ボタン操作は、タッチセンサー式と同じで、ボタンを一回押す、二回押す、長押しする、という押し方で複数の機能の切り替えをすることが可能です。
希望としては、ダイナミックEQと通常モードとの切り替えもボタン操作からできると良かったのですが、今回は、ダイナミックEQはあくまでもアプリからの切り替えのみとなるようです。
SOUNDPEATS UUも専用アプリで変幻自在
SOUNDPEATS UUもSOUNDPEATSの専用アプリでイコライザー設定や、ボタン操作の変更、また一番重要なのがダイナミックEQのオン、オフができます。
ムービーモードの変更もアプリからですね。
また、マルチポイントにも対応している点は、さすがです。
マルチポイントの切り替えも、各OSどのデバイス間でもシームレスに切り替えができる点が使いやすさのポイントです。
SOUNDPEATS UUイヤーカフの口コミ・評判をレビュー♪
次に、SOUNDPEATS UUの口コミ、評判を見ていきましょう。
パッと見た感じはHUAWEI FreeClipにそっくり。塗装の質感はさすがに価格差を感じる。高級感はFreeClipのほうがある。
音質はDynamic EQを入れる前提かも。オフにすると拡がりを感じにくい。
全体的に価格なりの音質ではあるが、低域から高域までちゃんと出ているのでバランスは悪くない。この価格でこれだけ頑張っているなら十分。
純粋な音質勝負ではFreeClipの勝利だが、価格差を考えればPopClipは全然あり。コスパは良いと思う。
引用元:Amazon”SOUNDPEATS UU”レビューより
ファーウェイのFreeClipに似ているのは確かですが、イヤーカフのデザインは似てしまうものです。
SOUNDPEATS UUの方は全体がグレア調で、裏面だけノングレアにSOUNDPEATSのSのマークがあしらわれている点が、ファーウェイとの違いでしょうか。
ファーウェイのイヤーカフは音色は綺麗ですが、元気さがないという特徴があります。
その代わり、とても甘いメロディラインを聴けるのが特徴的で個人的にも好きです。
ただ、音圧が弱いので、その点はSOUNDPEATS UUのダイナミックEQをオンにしている時の方がインパクトありますよ。
個人的に、SOUNDPEATS UUの音質は価格以上の音質だと思っています。
従来、このクリアな音質を買おうと思ったら、少なくとも1万円以上は出さないと買えませんでした。
それが、SOUNDPEATSには失礼な言い方かもしれませんが、後発組のメーカーが競い合った結果、音質面や例えばとあるメーカーのノイキャン性能のように、一部突出させることで、大手メーカーの牙城としていた製品クオリティを一部ですが超えるラインにまで来ています。
こだわりが強くないのであれば、あえてファーウェイの高いイヤホンを選ぶ必要はないと思っています。
これは、最近の他社製イヤホン、ヘッドホンでも顕著な傾向で、いかに、イヤホン業界がレッドオーシャンと言われるなか、SOUNDPEATSが頑張っているかが分かりますね。
SOUNDPEATSといえば、コスパがよく音質もハズレがない印象で新作を心待ちにしているメーカーの1つです。
SOUNDPEATSのPearlClip Proを所持していて、それとは少し違った形のPOP Clipが出ていたので興味を持って取り寄せてみました。
PearlClip Proも所持しているので、そちらと比較しながらレビュー致します。
【外観】
まず、充電ケースから違う形をしていました。
PearlClip Proの方が厚みが薄いですが横に長く、POP Clipは全体的に丸っこい見た目でした。
また、イヤホン本体の形も違っていてPOP Clipの方は耳の外側に来る部分が一目で分かるほど大きいのでイヤホンをとって、さっとつける方向がわかり使いやすかったです。
【装着感】
好き好きかもしれませんが、私は今回のPOP Clipの方が装着感が安定し良かったなと感じました。
耳の外側に来る部分が大きめなので、ピタッと安定してブレなくてとても良いです。
【音質】
はじめ、比べず聞いてみた所クリアでバランスの良い音質に感じました。
PearlClip Pro同様アプリもありイコライザーを調整出来る点もとても良いです。
同じイコライザーにして聴き比べた所、個人的にはPearlClip Proの方の高音の伸びのよさと低音の深みを感じましたが、ながら聞きに使うなら全然よいなと感じる音質でした。
【まとめ】
安定した着け心地と装着する時にさっとつける方向がわかる点がとても良かったです。
音質は個人的にはPearlClip Proが好きでしたが、アプリもありますしPOP Clipでも十分音楽を楽しめ気に入りました。
引用元:Amazon”SOUNDPEATS UU”レビューより
SOUNDPEATS UUの装着感は非常に良いと感じました。
特に、ソフトな装着感は長時間再生に向いていますし、耳も痛くなりません。
音質は、ダイナミックEQがあるので違いを鮮明に感じることはできませんでした。
SOUNDPEATS UUとCCの違いを比較検討
SOUNDPEATS UUの前作とも言えるモデルにSOUNDPEATS CCというイヤーカフイヤホンが出ています。
UUは6,000円台、CCは7,000円台と、価格だけ見ると、CCの方が上位機種でUUの方が下位互換のような印象を受けますが、イヤホンとしての性能はどちらも大差はないと感じています。
装着感はUUの方がソフトで、CCの方がピッタリ感が強いです。
長時間再生が目的ならUUを選びましょう。
違いは形状やお値段だけでなく、搭載ドライバーも違っていて、UUには10.8 mmの高感度デュアルマグネットダイナミックドライバーが搭載されているのに対して、CCには12mmデュアルマグネット・ダイナミックドライバーが搭載されています。
ドライバーサイズだけでいうと、CCの方がダイナミックな音楽を聴けそうですが、個人的にはどちらも音質傾向が一緒なので、どちらを選ぶかは形状や搭載機能から選ぶのが無難です。
個人的には、イヤーカフといえばCCのような形状を思い浮かべてしまいます。
CC、UUともに甲乙つけがたい音質なのは保証します。
【実機】SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホンレビューと評判♪UUはダイナミックEQで音質が化ける面白いイヤーカフイヤホンまとめ
今回は、SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホンを実機レビューしました。
透明感のある高音、突き抜けるような爽快感を求めている方は、SOUNDPEATS UUを買って損はありません。
また、ソニーよりの音質が好きな方もSOUNDPEATS UUを気に入ると思います。
反対に、BOSE系の低音が好きな方には物足りないイヤホンです。
音質傾向は個人の好みが激しく分かれるところなのでなんとも言えないのですね。
ダイナミックEQにより音質が劇的に変化するので、是非楽しんでください。
また、シアターモードでも音の位相が激しく変化するので、こちらも楽しんでいただけると幸いです。
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対象商品: SOUNDPEATS UUイヤーカフ
利用期間: 2025年3月23日(日)まで
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