スマートウォッチ市場は年々進化し続けていますが、2025年の最新モデルとして登場したVialoveスマートウォッチは、その多機能性とコストパフォーマンスの高さで注目を集めています。
しかしながら、販売価格がおかしいことになっていて、いったいVialoveスマートウォッチはどこの国の会社なのか疑問に思い調査してみました。
本記事では、Vialoveスマートウォッチの性能や評判をレビューするとともに、Vialoveスマートウォッチがどこの国の会社なのかもレビューします。
Vialoveスマートウォッチはどこの国の会社?
Vialoveスマートウォッチは中国の会社が販売しています。
販売しているストアは複数あり、現在販売しているストアは中国の浙江省のメーカーでした。
では、Vialoveというブランドが確立されたブランドとして存在するのかというと、恐らくありません。
極論、適当にそれっぽいブランド名をつけただけの製品です。
そして、一番重要なのは販売価格です。
本記事執筆時点で、販売価格は89,800円というアップルウォッチ並みの価格になっていました。
ところが、記事を書き終わる頃にはセール大特価で97%引きの2,980円で販売されています。
どういう事かというと、Amazonのシステム上、登録してある値段から値下げをすると、値下げ率がパーセンテージで表示されます。
私はセラーではないので、タイムセールの表示の出し方は知らないのですが、恐らくタイムセールという表示があって、それを指定することでタイムセール特化を作り出すことができるのでしょう。
したがって、Vialoveスマートウォッチを買うとしたら2,980円の時以外、買ってはいけません。
スマートウォッチは物にもよりますが、例えば、あるスマートウォッチを1000個のロットで仕入れると1個あたり1,787円で仕入れられます。
中には1,200円台で仕入れられるスマートウォッチもありました。
日本に入れる場合には関税がかかり、さらにAmazonの倉庫に大量に搬入されたうえ、Amazonからは場所代を取られるので、1個当たりの販売利益(粗利)は低いものと思われます。
これはあくまでも、中国の大手EC卸売り会社で仕入れて日本のAmazonで販売しようとした場合の設定です。
したがって、製品としてはアンダー3,000円程度のものなので、約90,000万円という値段はあくまでもセール時に大きな値引きが表示されるようにするための釣りなんですね。
2,970円なら買っても損はしないと思いますが、決して定価では買わないようにしてください。
Vialoveスマートウォッチの性能をレビュー♪
それでは、Vialoveスマートウォッチの機能や性能を見ていきましょう。
圧倒的な視認性!1.9インチの高解像度スクリーン
Vialoveスマートウォッチのディスプレイは1.9インチと大画面になっています。
解像度は240×286ピクセルと高く、文字やアイコンが鮮明に表示されるので見やすいでしょう。
ただ、小柄な方が腕に装着すると大画面故にVialoveスマートウォッチが目立ってしまいます。
アップルウォッチやAmazfitも大画面すぎてスマートウォッチが目立ってしまうのが嫌で、ディスプレイの小さいモデルを購入するという方も多くいました。
他方で、ディスプレイサイズは大きくても良いから格安スマートウォッチを使ってみたいという方もいます。
特に、初めてスマートウォッチに興味を持ったという方は、いきなりアップルウォッチを買っても使いこなせないと思われるので、半年ほど、例えばですが、Vialoveスマートウォッチを使ってみて、それでもアップルウォッチが欲しいなら、買い換えるというスモールスタート式が良いでしょう。
Vialoveスマートウォッチのウォッチフェイス(文字盤)は260種類以上用意されています。
文字盤の雰囲気だけでカジュアルからビジネスシーンまで幅広く対応可能になるので、ウォッチフェイスの変更だけでも印象がガラッと変わります。
そういう意味では、オン、オフ問わず使えるスマートウォッチという意味でVialoveスマートウォッチはコスパが良いかもしれません。
Vialoveスマートウォッチは最新Bluetooth 5.3搭載で通話も快適
VialoveスマートウォッチはBluetooth 5.3を採用しており、スマートフォンとの接続がより安定しています。
また、Vialoveスマートウォッチには、内蔵スピーカーとマイクが組み込まれていて、スマホを取り出さずにスマートウォッチから直接通話が可能です。
さらに、連絡帳の同期機能を備えており、最大8件の連絡先を登録できます。
そのため、着信者の名前表示にも対応しているため、運転中や料理中など手がふさがっている場面でもスムーズに通話できるので便利です。
ただ、閉鎖空間での通話なら、会話が他の人に聞こえてしまっても問題はありませんが、私は他の人に会話内容を聞かれるのが嫌なので、絶対にスマートウォッチ側から着信応答はしないようにしています。
なので、着信の通知(振動)が来たら誰からの着信なのかを確認だけして、スマホから出ています。
これだけでも、スマホへの電話を取り逃すことがなくなったので、スマホの重要な電話を取り逃し勝ちな方は、あえて仕事用スマートウォッチと、プライベート用スマートウォッチの二つを用意しておいて、使い分けるというのも一つの方法です。
Vialoveスマートウォッチは100種類の運動モード&IP68防水
Vialoveスマートウォッチは、100種類以上の運動モードを搭載しており、ランニング、ヨガ、サイクリング、ボクシングなど幅広いスポーツに対応しています。
健康ブームの火付け役ともいえるランニングなどの一般的機能は搭載してくれていて当然なのですが、それ以外のマイナーな競技にも対応できる点が強味でしょう。
ただ、アンダー3,000円のスマートウォッチという位置づけで考えると、数万円するアップルウォッチとの性能さは雲泥の差があります。
下手をすると、記録は取ってくれるけど不正確な記録をただ記録しているだけという可能性もあるので注意しましょう。
また、Vialoveスマートウォッチでは、消費カロリー計測や歩数・距離の記録、心拍数モニター機能も搭載していて、機能面は充実しているため、日々の運動管理に役立ちますが、医療機器ではありません。
医療機器でない以上、Vialoveスマートウォッチの数値のみを頼りに健康管理をするのではなく、Vialoveスマートウォッチは補足資料的な位置づけとして利用しましょう。
それと、Vialoveスマートウォッチは、IP68防塵防水性能を備えています。
雨の日の使用や手洗い・洗顔時の着用も問題ありません。
ただし、入浴や水泳時の使用は推奨されていません。
スマートな通知機能&音楽コントロール
Vialoveスマートウォッチは、スマホと連携することで、SMS、Twitter、LINE、Instagram、Eメールの通知を手元で確認できます。
ポケットからスマホを取り出さずに済むため、応答すべきメールなのかをササっと確認できる点がスマートウォッチの魅力の一つです。
私もスマートウォッチを使っている際に、メールを受信したら、必ず誰からどのようなメールが届いたのかを確認して、早急に確認が必要なメールのみ確認するようにしています。
逆に言うと、急ぎのようではない、今確認する必要のないメルマガのようなメールは、後からまとめてチェックするようにして、時間を有効に使えるようにしています。
Vialoveスマートウォッチには、音楽の再生や停止、曲送りもVialoveスマートウォッチから操作できる点は便利です。
トレーニング中や移動中にスマホを取り出さなくても、イヤホンの難しい操作を覚えなくても、簡単にVialoveスマートウォッチから曲送りができる点は使い勝手が良いと感じました。
Vialoveスマートウォッチのバッテリー性能と使い勝手
Vialoveスマートウォッチのバッテリー性能は、公称値によると、約2時間の充電で、通常使用の場合は約5〜7日間、頻繁に通知を確認する場合は約3〜4日間、待機モードでは最大15〜20日間の使用が可能とのことです。
ただ、どういう設定か分かりませんが、フル充電から一日使用して60%まで減ったという意見もあり、バッテリー性能はそこまで良くない可能性がある点には注意が必要です。
もって2・3日といったところでしょう。
待機モードの解説がなかったので分かりませんが、スマートウォッチによっては機能をほとんど停止させることを待機モードと呼ぶメーカーもあり、どういう使い方ができるのか分からない点は不安ですね。
アプリの設定が簡単で、初めてスマートウォッチを使う人でもスムーズにセットアップできます。
Vialoveスマートウォッチの口コミ、評判をレビュー♪
Vialoveスマートウォッチの口コミ、評判をレビューします。
セールで6000円ほどで購入しました。後日、通常販売の時の値段を見てみると90000円近くするものだったことがわかりました。いろんな機能が充実していて、しかも、超お得なお値段で購入ができてラッキーでした。
前回使用していたものは、メインボタン部分の部品(細い針金)が出てきて、操作に支障が出てきたため、新しい物を探していました。バッテリーの持ちはとてもよかったです。今回の物は、明るさの設定や点灯時間等の関係もあるのでしょうが、バッテリーの消耗が早いように感じます。フル充電で1日使用して、60%くらいまでに低下します。同じような使い方をしていても、前回のものは85%くらいだったので、消耗が早く感じられます。
そのほかは、画面も大きく明るいので見やすいです。メールの受信もわかりやすいです。バンドも柔らかいのでフィット感があります。
文字盤ですが、他のものに比べると種類が少なく、自分の需要を満足させてくれるものがないのが残念です。今後の更新に期待しています。
アプリのダウンロードやスマホとの接続も、とても簡単にできました。スマートウォッチも6台目くらいになってきたので、最初のころに比べると、設定、接続が楽になったと感じます。
引用元:Amazon”Vialoveスマートウォッチ”レビューより
こちらのレビュアーさんは6,000円で購入されていることから、当時は二倍の値段で販売されていたことが分かります。
ちょっと割高で購入されている点が不憫ですが、致し方ありませんね。
少なくとも3,000円以上の価値はありません。
もし、もう少し予算を出せるのであれば、MibroというメーカーのMibro C4というスマートウォッチを使ってみてください。
詳細はMibro C4スマートウォッチレビュー記事をご確認ください。
また、ハイエンドクラスでカッコ良いデザインが良い、という方は、Amazfit T-Rex 3というモデルを見てみてください。
Amazfit T-Rex 3レビュー記事はこちらです。
他にも様々なスマートウォッチがありますが、アプリが日本語対応で簡単に設定でき、好きな画面に出来るのが良いです、他のスマートウォッチでできることは大概出来ます!何より安いです!
引用元:Amazon”Vialoveスマートウォッチ”レビューより
第1に、軽さに驚きました。長時間着けていても全然疲れないし、手首にフィットする感じがとても心地よいです。デザインもシンプルで、どんな服装にも合わせやすいのがポイント高いですね。
次に、インターフェイスの使いやすさ。初めて使うガジェットって設定に苦労することが多いですが、このスマートウォッチは直感的に操作できるので、すぐに慣れました。タッチ操作の感度も良くて、画面のレスポンスがサクサクなのが気持ちいいです。
さらに、スマホとの連携がとてもスムーズ。Bluetoothで簡単に接続できて、通知やメッセージがすぐに手元で確認できるのが便利です。特に、電話に出られない状況で通知を確認できるのは助かりますし、音楽の操作や天気のチェックも簡単にできるので、日常生活がより効率的になりました。
最後に、健康管理機能も充実しています。歩数計や心拍数モニターはもちろん、睡眠の質まで記録してくれるので、自分の体調をしっかり管理できるのが嬉しいポイント。使い始めてから、生活が少しずつ整ってきた感じがしています。
総じて、このスマートウォッチは「身近な生活のパートナー」と呼べる存在。買って大正解でした!
引用元:Amazon”Vialoveスマートウォッチ”レビューより
とても高評価をつけているレビュアーさんですね。
スマートウォッチは画面操作がカクカクしていると非常に使いづらいので、スルスル動くメーカーを選ぶことをおすすめします。
特に、2年前ほどまでは格安スマートウォッチとメーカー物のスマートウォッチとの性能差が激しく、格安スマートウォッチは画面がカクカクして使い物にならなかったのですが、近年の格安スマートウォッチは性能が一気に上がりました。
内臓しているチップやOSのクオリティやレベルが底上げされたからかなと思っています。
ただ、故障のしやすさ、つまり、当たりはずれが大きかったり、サポートの質が悪いというのが格安スマートウォッチメーカーにありがちなパターンなので、その辺を重視される方はメーカーものを買いましょう。
Vialoveスマートウォッチのデメリット
それでは、Vialoveスマートウォッチのデメリットを見てみましょう。
×ブランドの実態が不明
×バッテリーの持ちが悪い
×通話機能はプライバシーに配慮が必要
×運動データの正確性が不明
×文字盤の種類が多いが、クオリティにバラつきがある
上記のデメリットを鑑みて、それでも買ってみてよいと思えたら買うようにしましょう。
Vialoveスマートウォッチのメリット
次にVialoveスマートウォッチのメリットを見てみましょう。
〇1.9インチの大画面ディスプレイ
〇多機能で幅広い用途に対応
〇豊富な文字盤のカスタマイズ
〇スマートフォンとの連携がスムーズ
〇日本語対応のアプリで設定が簡単
〇軽量でフィット感が良い
ディスプレイの大きさは操作性に直結するので、大画面の方が良いという方は買ってみるのもありですね。
Vialoveスマートウォッチはどこの国の会社?Vialoveスマートウォッチの評判をレビュー♪まとめ
Vialoveスマートウォッチは、多機能でありながら低価格で購入できる点が魅力的ですが、販売価格の不透明さやブランドの実態が不明確である点には注意が必要です。
特に、セール時に購入することでコストパフォーマンスの良さを最大限に活かせる一方で、通常価格での購入は避けるべきでしょう。
また、基本的なスマートウォッチ機能は一通り揃っており、初めてスマートウォッチを試してみたい方や、運動データの大まかな記録が欲しい方には適した選択肢となります。
しかし、正確な健康管理を求める方や、長期的に使用できる信頼性の高いモデルを探している方には、他のメーカー製品も検討した方が良いです。
最終的に、Vialoveスマートウォッチを購入する際は、セール価格をチェックし、納得した上での購入をおすすめします。
価格に見合った機能と性能を期待することで、満足度の高い買い物になりますよ。